保守（ハイド）

過去ログ。ハイド編。
これでラッシュ終了です。

擬人じゃない方の。ファンタジーの方のハイド。

ファンタの方でも二つ名は野良犬で通ってます
ファンタの方だとＣＰは女の子です。
ハイド×主人公推しです（推しって
でもそれだとハイドが主人公のパートナーレベルに出張るってことで
それはそれで脇役好きの俺にとっての望んだ世界じゃないというか。。
脇役×主人公って二次創作の世界だよなぁもはや。

っていうか脇役ばっかり囃し立てるオリキャラの創造主ってなんなの俺！（（

ファンタジーの設定とかもそのうち書きたいなー

ハイドは産まれてすぐにスラム放置なので
途中で捨てられた奴より鋭いというか、根っから野生です。
でも当然、産まれてすぐに暴落街でやってけるわけなんてなく、
親代わりの人が居ました。孤児院の先生とか、そうゆうわけでもなく。
まぁ悪行を積んできた人生の最後に光を見出そうとする
世捨て人のような人。慈善というか自己満足みたいなものです。

そいつのもとで愛されるわけでも甘やかされるわけでもなく、
スラムでの生き方や戦い方、食い物の判別なんぞを教えてもらいながら、
６年と少しが経った頃、
獣を狩ってきたが、その戦いで腕を失ったというその男が、
肉を差し出した。
今日の夕飯にしよう。
なんの疑いもなく、男の腕を気遣いながらも数日振りの肉を頬張るハイド。

ハイド、俺が死んだら俺の肉を喰らいなさい
お前は生きなさい。

大丈夫。人の味はもう、覚えたろう。


数日後、その男は息をひきとった。傍を離れないハイド。
もう何日もそこから動かずなにもせず、腹は鳴る力もない。
カラスが男を狙って集団で襲ってきた。振り払ったが損傷は激しかった。
剥き出た肉に、血が騒いだ。枯渇したノドが鈍い音を立てる
そこからはなにも覚えていない


そこで気が付いたらオリボスの家に居たというわけです。
時系列的にオリーは将軍をやめてからバーを開店するまでの間くらい。
娘さんはまだ生まれてません。
なのでまだタメ口（今のオリーは敬語がデフォ）
雨の中、肉の塊を前に、手も顔中もべとべとに赤くして、
脱殻みたいにぼうっと座り込んでるハイドに話し掛けたら
ぶっ倒れたので保護しました。
暴落街で救いようの無い奴なんて山ほどいるし、その全員に
救いを差し伸べる事ができないのなら、１人にでも優しく
するべきではないと思っていたオリーがハイドを拾ってしまったのは、
過去の自分と似ているからという設定をつけましたが
オリーの過去の設定なんて考えてませｎ←

オリーのもとで３日間くらい生活しますが逃走。

人の肉を喰った。俺はもう、そっちには往けない。


ハイドの覚悟の話でした。
旅団とか、オリーの酒場があってたまに縁で協力して
所属すれば飯も寝床もあるのにハイドがどこにも所属しない理由、
スラムがハイドを縛り付ける理由を作りたくて設定。
人が人を喰らうのは禁忌のようなもので、それが親なら尚更のこと。
それを犯した自分は救われるべきではない存在、というのが彼の根底にある。
ハイドはハイエナ科の獣人と人間との子供なので、
本能的に群れで生きる者の価値観とかが備わってるのやも。

今のハイドはもちろん人は喰いません。なんとか自分の力で稼げるので。
それでも飢えるとゴミ漁りに行ったりします。
でも戦場跡地に行っては転がる人の金とか食料とか備品奪ったりしてます。
飢ーえたハゲタカーのみー（？


＊＊＊



むぎゅう

「…しないな」
「な、なにがっ（ドキドキ）」
「…」
「…」
「…肉のにおい…（もふ）」
「するかァァ！！！」

ナコッちゃんはハイドに「肉」と呼ばれてます。
年頃の娘に失礼極まりないです。
喰っちまうぞ（食肉的な意味で）

ナコッちゃんが食材買ってバーに戻ろうとしたらゴロツキに
絡まれて食料持ってかれて暴力ふられそうになった時に、
通りすがりのハイドがゴロツキを蹴散らしたのが出会い。
「こんなもんぶら下げて来る場所じゃねぇ。
　喰われちまうぞ（食肉的な意味で）」
でも純粋に助けてもらったと感謝しようと思って振り向いたら
ハイドに食料食われました
あいつらに一度持ってかれたなら誰が食おうが同じだろうが。
殴られねぇだけマシだと思え（むしゃむしゃ）

その後、残飯を漁りに夜の繁華街の路地裏をさまよってたら
焼きたてのパンが差し出された。およそ１●年ぶりくらいにオリボスと再開。
うちの店員が助けてもらったみたいで。お礼ですよ。
そんな感じでこれからオリーにまた、たまに面倒見てもらうフラグ。
というわけでオリーの酒場で働くナコッちゃんでした。