魔女

礼木美鈴（みすず）さん。
絵はなんか幼くなってしまったけど２８才くらいです。
綾音ちゃんじゃないです（（


礼木家の御息女。礼木家は女性である美鈴さんしか生まれなかったので孤児院から優秀な才能をもった少年を拾いました。

美鈴さんは女性権威の人。礼木の会社の地方支部を支えています。
綺麗な顔立ちだからツンとしたような誤解を受けるけど、博愛主義で茶目っ気のある少々うっかりさん。

暦のことも可愛がって贔屓にしてます。
でも暦は子供の頃、相当彼女にしごかれ作法やら勉学やらをみっちりスパルタで叩き込まれた記憶がバッチリ残ってるので、今でも彼女が支部から帰ってくると腹壊す。
そしてその間、姉がいない白南風でデレが増す、もしくはシュンとしてる。とりあえず生徒会室に引きこもって無防備にしょんぼりしてる。
あんま目立ったこともしたくないからストレス発散にどっか行こうってのもない。
月音が居ても
「あ、飯原だ…」
「なんですかなんか用ですか」
「や、なんもないし…（ふらー）」
「（あれ、絡んで来ないのか…）」←身構えてたので拍子抜け
だからといって心配するほどやわな俺じゃない！弱ってるのか！なにか弱みがあるのか礼木暦！ざまぁ！
と思いつつ、自分の力で得たションボリフェイスじゃなかったから釈然としないとか可愛い。

礼木暦のお目付役である往来も「いつも暦がお世話になってるわね、これからもよろしくね」と笑顔の圧力をかけられてるので頭が痛い。

美鈴さんは暦に怖がられてることを知ってます。知ってるもなにも、義務とはいえ奔放で笑顔の眩しい幼いこよみんに警戒心植え付けて笑顔奪ったのは自分なのだと自覚してるし、そんな自分を責めています。
でも暦だって高校出たら自分のもとで研修始めるわけだし、溝ができたままではいけない、と近付くが光輝く営業スマイルでかわされる。怖がられている。はぁ。
暦が隠れて遊んでることは密かに知ってます。自分が奪ってしまったと思ってた笑顔があって安心した。本当はお父様に報告するために隠し撮った暦が遊んでる写真は大事に自分で保管しております。
あ、暦を偵察したのは彼女の部下です。美鈴さんはそんなヒマじゃないので。

暦の卒業後、少しずつ打ち解けて、支え支えられる関係になるといいなぁ。