爛

※グロ注意

暗い絵ではないですが肌がただれてます。
あとただれた肌の話をしています。
苦手、嫌悪を感じる方はおひかえなすって。
注意を無視したうえでの苦情は受け付けません。

「私の肌を綺麗だと言ってくれた人は、不謹慎だと罵られてしまうの？」

シュネルネリア。シュネたん。ねるねるねるね。（？

みんなに哀れだ可哀想だ綺麗な顔がもったいないだ言われて
慈悲深く大事にされる深窓の令嬢。自分の肌を好きだと言ってくれた
画家の青年と恋に落ちまする。上記セリフはシュネの執事が青年を
なじった時に言ったもの。綺麗って言われてすごく嬉しかったのに。
執事はシュネのこと好きだったから、青年がシュネの肌が綺麗だなんて
妙なことを言って近づく変な奴だ、と疑っていたのです。
シュネを傷つけるのではないかと。でも自分たちの腫れ物に触るような
対応こそがシュネを傷つけていたのだと知るとかそんなヒューマンドラマ（？
多分世界観はミネス達らへん。


なにが言いたいかというと、「不謹慎だ」って言葉は使いようと
感じ方によっちゃ逆に守りたい対象を傷つけてしまうのではないかという。
いやね、ぴくしぶで皮膚炎で検索してね、「アトピーが好き」というコメント
つきの絵がタグでバッシングを食らってたんですよ。不謹慎だ。失礼だ。と。
まぁたしかに俺ほどにもなると不謹慎だとお怒りをくらうのももっとも
なんですが（←）別にその絵は性的なアレとかじゃないんだけどなぁ。
でもね、そのタグにも「その言葉に救われる人もいる」ってのがあって
とってもジーンときたわけですよ。
ちなみに私はケロイドとヘルペスが好きです。

めいじさんも今は割と普通ですが手がぐっちゃぐちゃでコレ接客業とかの
バイト受けたら絶対落とされるぐっちゃぐちゃ具合だぜって時があって、
人に手を見られるのも恥ずかしいぜって時に、なんも気にせずに
手を握ってくれた友達がいて、嬉しかった。すごく嬉しかったんだぜ。
「なんか…いい…」と言ってくれた人も居たんだ。嬉しかった。
病的な肌が好きだという発言で傷つく人もいるんだろうけど、それが
すべてじゃないんだよね。私は肯定されたのが嬉しかった。

それでもって、好きだと言ってくれてる人が不謹慎だと言うバリアに
はじかれているのが切なかった。俺の嗜好が否定されたってのもある。
いやむしろ自分の嗜好は世間的には卑下されるもんなんだと痛感した。
知ってる。でも好きなものは好きで、私は肯定するしかない。
幸いなのかどうかはしらんが、私は弱い肌を持って生まれた訳で
気持ちがわかるといえるぶん、この嗜好を叫ぶには持ってこいなの。
軽度の私がこんなことを言っても余計に怒られるだけかもだけどね！
でも私は変態だからこそ。この肌をもってよかったと。言いますよ。
ああ、萌えってすばらしい。

「お前の愛はいらん。私はそんなもん愛とは呼ばん」って
人も当然いますから、私の発言が必ずしも正論ではないです。
愛でる人も、それを不謹慎だと言う人も、悪気はないから。