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今年のスローガン【人んちの子壊して遊ばない】



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礼木の「白南風革命」

※こよみんのこと嫌いになりそうなら注意!
まぁ、仕方ないとは思うが!((



主に教師達の不正、学費の行方の詳細、高所得者層や優秀生徒への贔屓、授業の在り方等のこと細かい情報を洗いざらい漏洩かつ、礼木の名と未来に支障をきたさない体裁で白南風を混乱させて教師の威厳を剥奪、その期間のうちに会長自ら好き放題して生徒達を困惑もしくは便乗させ、白南風の機能をとめて壊す目的の暴動。

革命ではなく暴動。

しかしその事件によって白南風の教師達による絶対的な圧制が薄まり、生徒は高校生らしい自由を手に入れる。
これを良い動きだと解釈した者達によって「革命」と呼ばれ、「あの時の革命があって今の白南風があるんだなー」なんて未来の白南風生徒は言う。


しかし結果はどうあれ、あくまで内容は礼木の稚拙でワガママな「憂さ晴らし」
そもそも礼木が白南風に来なければ今回のような暴動は起きず、白南風のやり方を良しとして白南風へ来た生徒達にとって、礼木は迷惑極まりない諸悪の根源である。

要するに「自分は悪魔で、人間の住む世界に生まれてきたくなかったのに産み落とされてしまって、でもやっぱり人間に溶け込めないから世界壊します!!」って感じ。人間にとっちゃーたまったもんじゃない。
そんなラスボス的な理念。とめられるべきだった暴動。それはお前のワガママだろうと叫ぶ勇者は来なかった。
もっとも陰口ならいくらでも聞いてきたが。


そんな感じ。
礼木の革命は白南風を思っての行動じゃない。
最終的には白南風をもう一度やり直せるように手を回したりしたけど、心情はあくまで邪魔な檻を壊したかっただけ。

破滅型です。

自分だけが消えるより、周りのものを巻き込み潰してから仕上げに自分が壊れるタイプです。

礼木の名に支障が出ないように手を回したのは、この暴動が彼にとっては自分の人生を賭する程の、心中する価値がないものだからです。
(といっても暴動を起こさずに居たら彼は潰れていたので、彼にとっては必要なことだった)

将来、礼木が会社で行う暴動は、会社と礼木家を壊し、彼自身にも罪がくだるもので、彼のこれまでの人生を賭けた破壊活動。破滅的心中です。

礼木家を破滅に追い込み、礼木の名を剥奪され「礼木の暦」は死にました。痛みを伴いながら生まれ変わって、「暦」の人生が始まる。


ワガママだとか皆を振り回してるだとか、自分は嫌われてるだとか、もちろん自覚はある。
それでも抑圧され続けた衝動は止まらなかった。


往来が、鳴海のようなヒーローだったら、このラスボスみたいなワガママ野郎の人生もきっと変わっていた。
でも往来は全部飲み込んで隣に居てくれた、弱い礼木にはそれで良かった。

礼木の名には支障がでないって言ったけど、もちろん往来や、暴動に率先して加担してくれた遊佐や吉田にも害はないです。
むしろその辺をどう守るかの手配に手間取り暴動のタイミングが3年卒業間際になった。
そしてそれは、生徒達の受験がひと通り終わった頃だった。
そんくらい、仲間に迷惑はかけまいとしてたし、虫酸が走るほど頑張ってた勤勉生徒達の今までの人生を台無しにするつもりもなかった。



そんなサクセス。
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自己満足乙!が信条ブログ。
オリジ中心。現在は身近なオリジ描きさんを巻き込んでゴッタ煮高校開校中。願書を届ける勇気があるなら私と共に来るがいい(土下座)

夢枕の宴はうちの子お描き下さい同盟さまに加入しております。全うちの子イラストフリーとなっておりますので、かっ描いてくれればいいじゃない…!全俺しか喜ぶ。
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