今年のスローガン【人んちの子壊して遊ばない】

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こよみんとちょっとオーライ編
長いうえに何度か同じような話もでてきます。
礼木と読んだり暦と読んだりヨミとかこよみんとか
色々読んでますが特に気にしなくていいです。
私もあんまり気にしてません。てきとーに呼んでます。
※ただたまに「礼木」は「礼木暦」ではなく
礼木暦が住んでいる「礼木家」のことを指してる場合があります。
長いうえに何度か同じような話もでてきます。
礼木と読んだり暦と読んだりヨミとかこよみんとか
色々読んでますが特に気にしなくていいです。
私もあんまり気にしてません。てきとーに呼んでます。
※ただたまに「礼木」は「礼木暦」ではなく
礼木暦が住んでいる「礼木家」のことを指してる場合があります。
未来の話
ヨミは卒業後、礼木を継ぎ、姉が居る支部で勉強するため遠くの街へ行ってしまいます。
破天荒でオチャメの塊である高校生のヨミはどこへ消えたのかと思うくらいにグッと大人になります。年に応じて雰囲気もどんどん冷たくなります。
キャラクターでいう、夢を持つ子供の前に立ちはだかるお堅い大人的存在になります。(?)
でもラスボス手前とかでデレて主人公に最強クラスの武器をくれるような大人になります(??)
私も昔は、あんなだったな…って不器用に微笑む人になります。
詠怜でも流和でも礼木と往来でもいえることだけど
家を守る長男同士ってのはずっと一緒にいることができないから萌えるよね。詠怜はまたくっつけるみたいなので安心だけど。流和は恋を終えてしまうし、礼木と往来も本当に2度と逢うことがないからなぁ…
しかもロミジュリのように残酷な運命に流されて悲恋に散るのではなく、自ら決意してその道を受け入れるという覚悟があって、覚悟と夢の狭間で揺れる心境がまた切ない。
初芽の場合は割と親の政略的なジュリエット寄りだけど。
ヨミはすぐメアドを変えます。ヨミが礼木暦に移り変わる瞬間なのやも。メアドを変えた事は今までの仲間には教えません。もちろん往来にも。
仲間のメモリも消しました。でもきっと「アン」は消せないままでいるんだろうな。
自分から、いつでもかけられる状態だけど、長い間連絡をとらないうちに往来もメアド変えて、どちらとも繋がれなくなってるんだろうな。
でも、もう繋がらないだろうな、って思いながらも大人になっても消せないんだ。往来の携帯にも、きっとヨミは入ってる。そしてそんな自分は重いだろうなーとも思ってる。
ヨミにとって往来案という人物は、フワフワ浮いてた自分に、過去っていう地面をくれた人なんだ。よくわからん←
孤児だったのにいきなり富豪に連れられ、安定しなかった礼木の背中を押してたのはいつも、思い出を引き出してくれる案でした。ひどく安心する。
CPじゃないよ相棒だよ。
いや、まぁCPだと思われても全然余裕ですが←
***
睡眠の話
礼木は人好きなのに人に心を許せないタイプ。
礼木が心を許してる人は親代わりだった孤児院の先生と子供の頃から一緒に居た往来と常盤だけ。
あとは礼木家の人間だろうがどんなに親しい友人だろうが信じきれない。
人前で寝られないです。家の方が忙しくて授業中に眠くなってもフラフラするだけで寝ません。寝ないっていうか、寝れない。デリケートこよみん。
往来の前ではぐっすりです。爆睡です。ひっぱたかないと起きません。←
だから半端ないくらい眠くなると昼の休み時間に生徒会室ひきこもって寝てる。往来しか入ってこないから。
*
ダイゴに「顔色が優れないな。ちゃんと寝てんの?」って心配されて、「ちょい家が忙しくてな」「授業中に寝れば(笑)」「白南風でンなことできっかよ(笑)」って談笑交えつつ、それに人前じゃ寝れないんだよなーって零して
その日の昼休み、通りすがりの先生にコレ運んどいてくれないかって言われたダイゴが言われたとおりに生徒会室ノックしたら
中に居た往来が無言で、口に指をあててシーってしながら寄って来てドア開けて「あ、ありがとなー」「奥まで運ぶよ重いし」「いや、いいよ大丈b」「いいからー」と往来の反応を妙に思いつつ入ってくといつもピシッとしてる礼木会長がメガネも髪ゴムもネクタイも外して無防備にソファでお昼寝中。白南風の生徒会室にはソファあるんだぜ凄ぇ((
で、あれーさっきなんか言ってた気が…ってぼんやり思ってたら、あーもう見られたならしょうがない。お茶でも飲んでく?コイツ寝たら起きないし怒られないよ。と往来さん。
まぁ珍しい姿拝むのも悪かぁないかな、とお茶をご馳走になるダイゴ。アホみたいな寝言が聞こえて笑う。
「コイツ寝言多いんだよ…(笑)」
「人前で寝れないと言ってたような」
「ああ、気を許した奴には別みたい。かなり少数らしいけど。」
「信頼されてんだね(にこ)」
「っていうか子供の頃からずっと一緒にいるんだよ。よく泊まったりもしたし、慣れてんの」
「ふーん…」
「…あと別に、信頼してないわけじゃないよ、お前のこと」
「ん?」
「いや、なんとなく。拗ねてるように聞こえたから(苦笑)」
「はは、…そ?(苦笑)」
「礼木はたしかに梧のこと嫌いけど、気に入ってはいるみたいだし。」
「嫌いなのに?」
「うん、好き嫌いはっきりしてて面白いでしょ(笑)その中でもジャンルがあるみたいで、嫌いなのに放っとけない奴が居んの」
「…」
「コイツにとって嫌いな物イコールどうでもいい物じゃないんだ。嫌いは嫌いなりに、ちゃーんと真正面から見据えてんの」
「…真面目なんだね」
「キツいかもしんないけど、許してやってほしい」
「むしろ嬉しいよ。毎回毎回。」
「え?」
「俺のこと真正面から見てくれる奴って、あんま居ないわけよ。それが礼木と会って、久々に本気で叱られた。結構じんわりくるもんだね」
「…そっか、なら良かった」
「うん…あ、5限始まる時間だ」
「うわホントだ!こいつ起こすの時間かかるのに…!」
「がんばって(苦笑)」
「あ、荷物ありがとうな!」
「はいよ」
「往来ぃぃぃぃいいい!!!来たの?!誰か来たの?!」
「来てないよ」
「お前用以外のコップ出てるんだけどぉぉぉ!!!」
「俺が飲んだ」
「2つ使って?!」
「お前も飲んでたじゃん」
「……、…え、俺飲んだっけ?」
「飲んだよ。飲んでから寝たよ」
「…そう。」
「うん(アホだなぁ)」
*
礼木家のことも、嫌いだけど逃げてちゃいけないものだと思ってます。
親のない身柄を拾ってくれたわけだし、たとえそれをヨミ自体が良しとしていなくても、恩返しをしなくてはならないことだと思ってます。
だから、礼木のせいで、とか、家が嫌い、とか口では言いながらも礼木家に迷惑が掛からないように振舞っているんです。
***
こよみんのおはなし
本当は大人になんてなりたくないんだ。
先生が本当のおとうさんだったら良かったな。
ボロッちいけどあったかい家から出たくなかった。
お金持ちって凄いけど、なくても大丈夫だよ。
お姉さんは恐い。失敗すると睨んでくるんだ。
勉強だいっきらいなんだぁ。むずかしいんだもん。
友達いっぱいいっぱい増やして遊びたいな。
でも大人とわけわかんない話するのは嫌だなぁ。
この街から離れたくないよ。
アンともせっかくまた会えたのに。
先生やトキの所に帰りたいよう。
本当はね、本当は
新しいおうちも、厳しいガッコーも、偉そうなお金持ちも、難しい勉強も
机もパソコンも教科書も電卓もボールペンも定規もスーツもネクタイも大人も
本当は全部全部全部きらいなんだぁ。
先生先生、ひとつお願いごとがあるの。
僕が未来で大人になっても今の僕を嫌いにならないでくれる?
思い出の中で生きていくから、未来の僕を見ないフリしていてくれる?
だって僕は嫌いなものになっちゃうんだもの。
*
礼木暦社長がえげつない方法で邪魔になる会社を一掃したり圧力かけたり吸収したりしてたらゾクゾクする。
嫌いなものに向き合う真っ直ぐな姿勢がどこからか、嫌いなものをガッツリ演じるようになってしまった。
良心は残ってた。だけど見ないフリをした。嫌いなものだけ真っ直ぐ見て生きていくために。躊躇すればブレてしまうから。
夢を抱いた子供たち全員が、すべて良い大人になれるわけではない。こよみん…
その勢力は御厨家まで影響し、当主、御厨初芽とガチで戦うことになっても滾る、とか考えてた。
暦社長は礼木家に財産と名誉を捧げることだけに専念して、己の保身はどうでもいいという捨て身の戦い方をしてるとか、いいんじゃねーか…
いきすぎて訴えられて社長辞職して、礼木は別の人材が成り代わって、やっと、暦の人生が始まれば良い
*

・チビ往来には不安症から来る変なクセ(吃音癖とか?)があって、そのせいで周りの子にバカにされて友達がいない
・家の近所の孤児院から毎日子供の楽しそうな声が聞こえる
・同い年の子が手を引っ張って輪に入れてくれた。ヨミと常盤。
・不安が溶けてってクセがなくなった。バカにされなくなった
・友達もできた
往来にとって手を引っ張ってくれたヨミと、迎えてくれた常盤や先生は自分の原点。大切な人。
子供の頃は3人いつもいっしょにいて
トキが発案してヨミが考えてアンが訂正加えて色々やってたいたずらっ子。
案は元々引っ込み思案で、やめよーよって止める側だったけど忠告聞かずにいたずらして怪我したり怒られたりしてる2人にくっついてるうちに、どうやったら怒られないか、安全なのかを考えてサポートする側になりました。
***
礼木と月音
月「なんですかなんなんですかなんで邪魔するんですか毎回毎回毎回毎回」
礼「すっごい早口wwww」
月「聞いてますか!!?」
礼「聞いてますが。」
月「だったらもう少し素振りというものがあるでしょう」
礼「なぁ飯原おまえいじめられてるでしょ」
月「ほら聞いてn……な、なに言ってんですか!」
礼「図星かぁ。白南風こえぇー」
月「そんなんじゃありません」
礼「うそだね。超わかるもん。お前はハブられるタイプだ。」
月「人を勝手に判断しないでください」
礼「小中のいじめは無差別やら些細な食い違いで行われるムゴいもんだが、高校にもなるといじめの理由が出てくるもんだ。いじめられる奴にも欠点があると俺はふむね。どうだ?」
月「なにが言いたいんですか。俺が悪いってことですか。」
礼「ようはおまえのそうゆうツンケンした態度が俺も嫌いだってことですよ。」
月「仮に俺がいじめられてるとしてよくそんな暴言を吐きますね。そんなんで生徒会長気取りですか?よく勤めてますね不謹慎にもほどがあります。」
礼「隠れた場所でしか不謹慎さはでないから生徒会ができるんですー」
月「だったら俺も言わせてもらうが俺もあんたのそうゆうところが気に入りません。不真面目なら不真面目らしく生徒会なんて玉座から転落するべきだ。そもそもなんであんたみたいなのが生徒会なんですか。名誉に目が眩みましたか。白南風も白南風だどうかしてる。」
礼「そのどうかしちまってる白南風を内側から潰すための生徒会ですから。」
月「は?どういう」
礼「白南風はどうかしてる。気に入らないから潰す。そのために生徒会になっただけです名誉がほしいわけでも、ましてや礼木家のためでもアリマセン。」
月「そうじゃなくて、潰すってなんですか」
礼「え、俺が裏で署名活動してんの知ってんでしょ。吉田も遊佐も協力してくれてるし。」
月「実態は知りません」
礼「マジか。まぁ、生徒指導部へ直接はたらきかける内容だわな。大事にはなる予定。」
月「なにをするんですか」
礼「言ったら署名してくれる?」
月「しません」
礼「だろーお前むしろ絶対チクりそうだもん。」
月「マニフェスト云々より会長のこと嫌いですから。」
礼「ね、だからそうゆうとこ俺もお前が嫌い」
月「好かれようとしてませんから。で」
礼「で?」
月「なんでそんなこと予測できるくせに俺に言ったんですか。なんかたくらんでますか?」
礼「別に?極秘裏の署名集めで疲れちゃったから口論ついでに肩の荷を降ろそうと思っただけ。いやぁー背負わせちゃって悪いねっ」
月「なんで俺なんですか。ウザいったらないですよ。」
礼「うーん、弱輩一年のいじめられっこ君だったら弱み握られたところで痛くもかゆくもないと思いましてね。」
月「…バカにしやがって」
礼「怒った?」
月「やりますよやってやりますよ、あんたに踊らされてる感はひしひし感じますが、いいでしょう、あんたのこととことん困らせて追いつめてやりますよ。俺に言った事を後悔させてやる」
礼「ふーん。ま、がんばりたまえよ、いじめられっこ君?」
案「おっそい!!帰るぞバカ礼木!」
礼「ちょぉぉー怒んなって^^」
案「…なんで上機嫌なんだお前は。」
礼「んー?楽しみだなって。」
案「はぁ?」
礼「そろそろ生徒会次代を決めようと思ってな」
案「あぁ、もうそんな時期なのか…」
礼「一悶着起こす前に、決めるとこ決めてかないとな」
*
礼木はいじめとか見ても、助けるより、いじめられてるソイツがなんとか改善すりゃいいじゃん、と思う。
礼木はヒーローにはなれないので。
てなわけでツッキーは這い上がってイジメっこ納得させるくらい優秀になって
打倒礼木のために生徒会入って礼木に迎えられればいいな、とか思った。
他のカタチで書きたかったんですが、礼木は、白南風の教師と金持ちが権力を握る体制をなんとかしようと署名活動してます。
教師にバレるとなんか妨害とかされそうだから教師や教師に媚び売ってたりとか真面目な生徒には声をかけません。
内から壊す、は白南風の体制のことです。ツッキーの刺激になるようにちょっと大袈裟に言いました。
もちろん往来もグルです。最初はとめたけど、とめて聞くようなやつじゃないし、だったら礼木がいたい目をみないよう自ら参謀を務めてるって感じ。
往来は幼少から無鉄砲なヨミが大好きだったから、今でも家とかメンツとか心配な半面、礼木が凄いこと考えてるとドキドキする。
偉そうに言っちゃいるが、その心は真剣にいたずらを考える子供なんだ2人とも。
*
↑の礼木が敬語だったり普通だったりするのはツッキーの敬語に対抗したんです(?
腹立つ敬語←
ということで、この2人は仲が悪いとかわいい。ずっと口論。仲悪いのに追いかける奴と冷やかす奴。
礼木はムキにならないです。常にからかってる感じ。
***
暦×ヨミ
二重人格というより深層意識みたいな…
ダイゴはユーリ、月音は中葉、と、浮気CPばっかりでフワフワしてる礼木をどうしようか考えて、いまんとこ一番しっくりくるCPがよみこよみで笑ったwwwww(((
いや、せっかく他所のお子様と絡めるチャンスなんだから最終的には嫁もしくは婿に出、したい!
暦(普通のめがねの方)はヨミ(色めがねの方)のことが愛しくて愛しくて消えて無くなってほしくて
ヨミは暦が嫌いでムカついてしょうがないけど脆くて哀れで‘可哀想’で放っておけない感じ。
過去に縛られるからこそ現状から逃げ出したい暦にとって、ヨミは甘い誘惑であり、唾棄すべき回路であって、ヨミさえ消えれば自分はまっすぐ歩けるのだと思ってる。
本当は過去が、ヨミが、愛しくてすがりたくて戻りたくてひとつになりたいけど、そこに行ったら二度と前を向けなくなる。だから目の前から消えて無くなってほしいと思う。
ヨミは暦が、クソ真面目な未来の自分が大嫌いですが消えてはならない存在だと認識しています。でも暦のために自分が消えるなんてことができるほど大人じゃありません。
それにいつか暦が自分を、過去を思い出せなくなったら、きっとコイツは真っ直ぐ歩けなくなるのだろうと思っています。だから暦のためにも消える事はできません。
歩いてきた道がなくなっていたら、今現在真っ直ぐ歩けているのかを知る術がないから。
たまには軌跡を振り返れとヨミは言う。振り返ったら迷って軌道がズレると暦は言う。
でも元は同じ人間だから、ヨミの言い分を暦は理解しているし、暦の言い分をヨミは理解している。
理解してるけど、受け入れたくない。葛藤ってやつですね。
だから暦が何度ヨミの首を締めてもヨミが消えないのは、ヨミが生きようとしてるのに加え、暦が強く躊躇っているから。礼木暦が迷ってるから。
暦が切羽詰ってグチャグチャな心になってる割にヨミは結構ぼんやりしてます。余裕も特にあるわけじゃないが、なんか客観的に、もう1人の俺は可哀想だなとか思ってます。こうはなりたくないなと。
今は高校生なのでオンオフ割り切っていい按配に共存してるけど、高校卒業してからドロドロになって暦はヨミを消すことなく暗い心の底に閉じ込めて鍵をかけた。もう彼がヨミの顔を見る事はない気がする。
見るとしたら罪犯して刑務所入って洗いざらい流して彼のもう1つの人生が始まった時だろうね。
孤児院も往来もヨミも、彼にとって退路は支えになどならない。でも消すこともできずに保険として生殺しにして、蓋で閉じ込めて見ないフリをしている。
冷酷な大人礼木を想像するとヨダレが出そうになる。←
*
普段ハッピーな人達ばっかで将来も安定してる子ばっかりだから、救いようのない未来はそれはそれで萌える…じゅるり((
でもやっぱり現代モノなら最後は笑顔になって欲しい親心。
汚職して捕まった暦が期間終えて刑務所から出ると
「お前そんなザマでどこに帰る気だ?」って呼び止められて、さんざん叩いてきたマスコミかなとか思って振り返ると赤茶頭と緑頭が立ってるといいなぁ…
年齢は50ぐらいでもいいなぁ…
ぶっつり音沙汰無くなって生きてんのか心配して十数年ぶりに見たと思ったらスキャンダルとか馬鹿かお前!ガキか!なに突っ走ってんだ!やっぱガキだお前!アホだ!
ぶん殴られて笑われて抱きしめられて、帰るぞって言われて、何事かと思ったら礼木家に自分の居場所はなくなってだ。
常葉に導かれて久々すぎて内装もあんまり覚えてない孤児院に来て、会わないまま本当に会えなくなった先生に手を合わせて、お前を迎えろと言うのは先生の遺志でもあるのだと聞かされて、お前は生かされてるんだなって年甲斐もなく頭をぐしゃぐしゃにされた。
これからは佐野孤児院の居候として、家族と一緒に生きていってほしいなぁ
たまに往来も遊びに来て3人で酒飲みながら朝まで遊んで、先生酒くさーい!なんて笑われればいいなぁ
***
往来と月音
「どうして貴方みたいな誠実で温厚な人があんな天邪鬼についてるのかがわからない。」
「はは、礼木のこと?天邪鬼かぁー…たしかに。」
「なにか弱味でも握られてるんですか?」
「まさか。アイツの傍に居ると色々あって楽しいだけさ」
「…解せません。迷惑なだけでしょう」
「うん、たまに本気ですっごい迷惑。」
「…」
「でも世話焼いてんだから、なんだかんだで役得なんだなぁ」
「会長もおかしな人ですが、あなたも意外と変な人だ」
「そ?…まぁあいつと長い付き合いだしね。感化されたのかな。」
「物好きですね。」
「物好きですね。」
「(あ、鸚鵡返し…)」
この人の仕草のところどころに、あの人がいる。
*
暦「おぉ、生徒会室に飯原がいる…なんか用?」
案「荷物運んでくれたからお礼に茶しばいたの」
月「お邪魔してます。」
暦「なんの話してたん?」
月「あなたの悪口。」
案「おまえの悪口。」
暦「そうかティータイムですら俺のこと思い出してくれるのか月音くんは(ぐりぐり)」
月「ちょっやめてくださいよ!」
案「はははっ」
月「往来先輩連帯責任でしょ!」
案「俺は礼木の悪口言いなれてるから今更だし。」
暦「今更だし。」
月「あんたもあんたで納得してんのか…!」
生徒会室に荷物運んでくれた人にはお茶を出す、事務員さんのような往来さん。
ヨミは卒業後、礼木を継ぎ、姉が居る支部で勉強するため遠くの街へ行ってしまいます。
破天荒でオチャメの塊である高校生のヨミはどこへ消えたのかと思うくらいにグッと大人になります。年に応じて雰囲気もどんどん冷たくなります。
キャラクターでいう、夢を持つ子供の前に立ちはだかるお堅い大人的存在になります。(?)
でもラスボス手前とかでデレて主人公に最強クラスの武器をくれるような大人になります(??)
私も昔は、あんなだったな…って不器用に微笑む人になります。
詠怜でも流和でも礼木と往来でもいえることだけど
家を守る長男同士ってのはずっと一緒にいることができないから萌えるよね。詠怜はまたくっつけるみたいなので安心だけど。流和は恋を終えてしまうし、礼木と往来も本当に2度と逢うことがないからなぁ…
しかもロミジュリのように残酷な運命に流されて悲恋に散るのではなく、自ら決意してその道を受け入れるという覚悟があって、覚悟と夢の狭間で揺れる心境がまた切ない。
初芽の場合は割と親の政略的なジュリエット寄りだけど。
ヨミはすぐメアドを変えます。ヨミが礼木暦に移り変わる瞬間なのやも。メアドを変えた事は今までの仲間には教えません。もちろん往来にも。
仲間のメモリも消しました。でもきっと「アン」は消せないままでいるんだろうな。
自分から、いつでもかけられる状態だけど、長い間連絡をとらないうちに往来もメアド変えて、どちらとも繋がれなくなってるんだろうな。
でも、もう繋がらないだろうな、って思いながらも大人になっても消せないんだ。往来の携帯にも、きっとヨミは入ってる。そしてそんな自分は重いだろうなーとも思ってる。
ヨミにとって往来案という人物は、フワフワ浮いてた自分に、過去っていう地面をくれた人なんだ。よくわからん←
孤児だったのにいきなり富豪に連れられ、安定しなかった礼木の背中を押してたのはいつも、思い出を引き出してくれる案でした。ひどく安心する。
CPじゃないよ相棒だよ。
いや、まぁCPだと思われても全然余裕ですが←
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睡眠の話
礼木は人好きなのに人に心を許せないタイプ。
礼木が心を許してる人は親代わりだった孤児院の先生と子供の頃から一緒に居た往来と常盤だけ。
あとは礼木家の人間だろうがどんなに親しい友人だろうが信じきれない。
人前で寝られないです。家の方が忙しくて授業中に眠くなってもフラフラするだけで寝ません。寝ないっていうか、寝れない。デリケートこよみん。
往来の前ではぐっすりです。爆睡です。ひっぱたかないと起きません。←
だから半端ないくらい眠くなると昼の休み時間に生徒会室ひきこもって寝てる。往来しか入ってこないから。
*
ダイゴに「顔色が優れないな。ちゃんと寝てんの?」って心配されて、「ちょい家が忙しくてな」「授業中に寝れば(笑)」「白南風でンなことできっかよ(笑)」って談笑交えつつ、それに人前じゃ寝れないんだよなーって零して
その日の昼休み、通りすがりの先生にコレ運んどいてくれないかって言われたダイゴが言われたとおりに生徒会室ノックしたら
中に居た往来が無言で、口に指をあててシーってしながら寄って来てドア開けて「あ、ありがとなー」「奥まで運ぶよ重いし」「いや、いいよ大丈b」「いいからー」と往来の反応を妙に思いつつ入ってくといつもピシッとしてる礼木会長がメガネも髪ゴムもネクタイも外して無防備にソファでお昼寝中。白南風の生徒会室にはソファあるんだぜ凄ぇ((
で、あれーさっきなんか言ってた気が…ってぼんやり思ってたら、あーもう見られたならしょうがない。お茶でも飲んでく?コイツ寝たら起きないし怒られないよ。と往来さん。
まぁ珍しい姿拝むのも悪かぁないかな、とお茶をご馳走になるダイゴ。アホみたいな寝言が聞こえて笑う。
「コイツ寝言多いんだよ…(笑)」
「人前で寝れないと言ってたような」
「ああ、気を許した奴には別みたい。かなり少数らしいけど。」
「信頼されてんだね(にこ)」
「っていうか子供の頃からずっと一緒にいるんだよ。よく泊まったりもしたし、慣れてんの」
「ふーん…」
「…あと別に、信頼してないわけじゃないよ、お前のこと」
「ん?」
「いや、なんとなく。拗ねてるように聞こえたから(苦笑)」
「はは、…そ?(苦笑)」
「礼木はたしかに梧のこと嫌いけど、気に入ってはいるみたいだし。」
「嫌いなのに?」
「うん、好き嫌いはっきりしてて面白いでしょ(笑)その中でもジャンルがあるみたいで、嫌いなのに放っとけない奴が居んの」
「…」
「コイツにとって嫌いな物イコールどうでもいい物じゃないんだ。嫌いは嫌いなりに、ちゃーんと真正面から見据えてんの」
「…真面目なんだね」
「キツいかもしんないけど、許してやってほしい」
「むしろ嬉しいよ。毎回毎回。」
「え?」
「俺のこと真正面から見てくれる奴って、あんま居ないわけよ。それが礼木と会って、久々に本気で叱られた。結構じんわりくるもんだね」
「…そっか、なら良かった」
「うん…あ、5限始まる時間だ」
「うわホントだ!こいつ起こすの時間かかるのに…!」
「がんばって(苦笑)」
「あ、荷物ありがとうな!」
「はいよ」
「往来ぃぃぃぃいいい!!!来たの?!誰か来たの?!」
「来てないよ」
「お前用以外のコップ出てるんだけどぉぉぉ!!!」
「俺が飲んだ」
「2つ使って?!」
「お前も飲んでたじゃん」
「……、…え、俺飲んだっけ?」
「飲んだよ。飲んでから寝たよ」
「…そう。」
「うん(アホだなぁ)」
*
礼木家のことも、嫌いだけど逃げてちゃいけないものだと思ってます。
親のない身柄を拾ってくれたわけだし、たとえそれをヨミ自体が良しとしていなくても、恩返しをしなくてはならないことだと思ってます。
だから、礼木のせいで、とか、家が嫌い、とか口では言いながらも礼木家に迷惑が掛からないように振舞っているんです。
***
こよみんのおはなし
本当は大人になんてなりたくないんだ。
先生が本当のおとうさんだったら良かったな。
ボロッちいけどあったかい家から出たくなかった。
お金持ちって凄いけど、なくても大丈夫だよ。
お姉さんは恐い。失敗すると睨んでくるんだ。
勉強だいっきらいなんだぁ。むずかしいんだもん。
友達いっぱいいっぱい増やして遊びたいな。
でも大人とわけわかんない話するのは嫌だなぁ。
この街から離れたくないよ。
アンともせっかくまた会えたのに。
先生やトキの所に帰りたいよう。
本当はね、本当は
新しいおうちも、厳しいガッコーも、偉そうなお金持ちも、難しい勉強も
机もパソコンも教科書も電卓もボールペンも定規もスーツもネクタイも大人も
本当は全部全部全部きらいなんだぁ。
先生先生、ひとつお願いごとがあるの。
僕が未来で大人になっても今の僕を嫌いにならないでくれる?
思い出の中で生きていくから、未来の僕を見ないフリしていてくれる?
だって僕は嫌いなものになっちゃうんだもの。
*
礼木暦社長がえげつない方法で邪魔になる会社を一掃したり圧力かけたり吸収したりしてたらゾクゾクする。
嫌いなものに向き合う真っ直ぐな姿勢がどこからか、嫌いなものをガッツリ演じるようになってしまった。
良心は残ってた。だけど見ないフリをした。嫌いなものだけ真っ直ぐ見て生きていくために。躊躇すればブレてしまうから。
夢を抱いた子供たち全員が、すべて良い大人になれるわけではない。こよみん…
その勢力は御厨家まで影響し、当主、御厨初芽とガチで戦うことになっても滾る、とか考えてた。
暦社長は礼木家に財産と名誉を捧げることだけに専念して、己の保身はどうでもいいという捨て身の戦い方をしてるとか、いいんじゃねーか…
いきすぎて訴えられて社長辞職して、礼木は別の人材が成り代わって、やっと、暦の人生が始まれば良い
*
・チビ往来には不安症から来る変なクセ(吃音癖とか?)があって、そのせいで周りの子にバカにされて友達がいない
・家の近所の孤児院から毎日子供の楽しそうな声が聞こえる
・同い年の子が手を引っ張って輪に入れてくれた。ヨミと常盤。
・不安が溶けてってクセがなくなった。バカにされなくなった
・友達もできた
往来にとって手を引っ張ってくれたヨミと、迎えてくれた常盤や先生は自分の原点。大切な人。
子供の頃は3人いつもいっしょにいて
トキが発案してヨミが考えてアンが訂正加えて色々やってたいたずらっ子。
案は元々引っ込み思案で、やめよーよって止める側だったけど忠告聞かずにいたずらして怪我したり怒られたりしてる2人にくっついてるうちに、どうやったら怒られないか、安全なのかを考えてサポートする側になりました。
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礼木と月音
月「なんですかなんなんですかなんで邪魔するんですか毎回毎回毎回毎回」
礼「すっごい早口wwww」
月「聞いてますか!!?」
礼「聞いてますが。」
月「だったらもう少し素振りというものがあるでしょう」
礼「なぁ飯原おまえいじめられてるでしょ」
月「ほら聞いてn……な、なに言ってんですか!」
礼「図星かぁ。白南風こえぇー」
月「そんなんじゃありません」
礼「うそだね。超わかるもん。お前はハブられるタイプだ。」
月「人を勝手に判断しないでください」
礼「小中のいじめは無差別やら些細な食い違いで行われるムゴいもんだが、高校にもなるといじめの理由が出てくるもんだ。いじめられる奴にも欠点があると俺はふむね。どうだ?」
月「なにが言いたいんですか。俺が悪いってことですか。」
礼「ようはおまえのそうゆうツンケンした態度が俺も嫌いだってことですよ。」
月「仮に俺がいじめられてるとしてよくそんな暴言を吐きますね。そんなんで生徒会長気取りですか?よく勤めてますね不謹慎にもほどがあります。」
礼「隠れた場所でしか不謹慎さはでないから生徒会ができるんですー」
月「だったら俺も言わせてもらうが俺もあんたのそうゆうところが気に入りません。不真面目なら不真面目らしく生徒会なんて玉座から転落するべきだ。そもそもなんであんたみたいなのが生徒会なんですか。名誉に目が眩みましたか。白南風も白南風だどうかしてる。」
礼「そのどうかしちまってる白南風を内側から潰すための生徒会ですから。」
月「は?どういう」
礼「白南風はどうかしてる。気に入らないから潰す。そのために生徒会になっただけです名誉がほしいわけでも、ましてや礼木家のためでもアリマセン。」
月「そうじゃなくて、潰すってなんですか」
礼「え、俺が裏で署名活動してんの知ってんでしょ。吉田も遊佐も協力してくれてるし。」
月「実態は知りません」
礼「マジか。まぁ、生徒指導部へ直接はたらきかける内容だわな。大事にはなる予定。」
月「なにをするんですか」
礼「言ったら署名してくれる?」
月「しません」
礼「だろーお前むしろ絶対チクりそうだもん。」
月「マニフェスト云々より会長のこと嫌いですから。」
礼「ね、だからそうゆうとこ俺もお前が嫌い」
月「好かれようとしてませんから。で」
礼「で?」
月「なんでそんなこと予測できるくせに俺に言ったんですか。なんかたくらんでますか?」
礼「別に?極秘裏の署名集めで疲れちゃったから口論ついでに肩の荷を降ろそうと思っただけ。いやぁー背負わせちゃって悪いねっ」
月「なんで俺なんですか。ウザいったらないですよ。」
礼「うーん、弱輩一年のいじめられっこ君だったら弱み握られたところで痛くもかゆくもないと思いましてね。」
月「…バカにしやがって」
礼「怒った?」
月「やりますよやってやりますよ、あんたに踊らされてる感はひしひし感じますが、いいでしょう、あんたのこととことん困らせて追いつめてやりますよ。俺に言った事を後悔させてやる」
礼「ふーん。ま、がんばりたまえよ、いじめられっこ君?」
案「おっそい!!帰るぞバカ礼木!」
礼「ちょぉぉー怒んなって^^」
案「…なんで上機嫌なんだお前は。」
礼「んー?楽しみだなって。」
案「はぁ?」
礼「そろそろ生徒会次代を決めようと思ってな」
案「あぁ、もうそんな時期なのか…」
礼「一悶着起こす前に、決めるとこ決めてかないとな」
*
礼木はいじめとか見ても、助けるより、いじめられてるソイツがなんとか改善すりゃいいじゃん、と思う。
礼木はヒーローにはなれないので。
てなわけでツッキーは這い上がってイジメっこ納得させるくらい優秀になって
打倒礼木のために生徒会入って礼木に迎えられればいいな、とか思った。
他のカタチで書きたかったんですが、礼木は、白南風の教師と金持ちが権力を握る体制をなんとかしようと署名活動してます。
教師にバレるとなんか妨害とかされそうだから教師や教師に媚び売ってたりとか真面目な生徒には声をかけません。
内から壊す、は白南風の体制のことです。ツッキーの刺激になるようにちょっと大袈裟に言いました。
もちろん往来もグルです。最初はとめたけど、とめて聞くようなやつじゃないし、だったら礼木がいたい目をみないよう自ら参謀を務めてるって感じ。
往来は幼少から無鉄砲なヨミが大好きだったから、今でも家とかメンツとか心配な半面、礼木が凄いこと考えてるとドキドキする。
偉そうに言っちゃいるが、その心は真剣にいたずらを考える子供なんだ2人とも。
*
↑の礼木が敬語だったり普通だったりするのはツッキーの敬語に対抗したんです(?
腹立つ敬語←
ということで、この2人は仲が悪いとかわいい。ずっと口論。仲悪いのに追いかける奴と冷やかす奴。
礼木はムキにならないです。常にからかってる感じ。
***
暦×ヨミ
二重人格というより深層意識みたいな…
ダイゴはユーリ、月音は中葉、と、浮気CPばっかりでフワフワしてる礼木をどうしようか考えて、いまんとこ一番しっくりくるCPがよみこよみで笑ったwwwww(((
いや、せっかく他所のお子様と絡めるチャンスなんだから最終的には嫁もしくは婿に出、したい!
暦(普通のめがねの方)はヨミ(色めがねの方)のことが愛しくて愛しくて消えて無くなってほしくて
ヨミは暦が嫌いでムカついてしょうがないけど脆くて哀れで‘可哀想’で放っておけない感じ。
過去に縛られるからこそ現状から逃げ出したい暦にとって、ヨミは甘い誘惑であり、唾棄すべき回路であって、ヨミさえ消えれば自分はまっすぐ歩けるのだと思ってる。
本当は過去が、ヨミが、愛しくてすがりたくて戻りたくてひとつになりたいけど、そこに行ったら二度と前を向けなくなる。だから目の前から消えて無くなってほしいと思う。
ヨミは暦が、クソ真面目な未来の自分が大嫌いですが消えてはならない存在だと認識しています。でも暦のために自分が消えるなんてことができるほど大人じゃありません。
それにいつか暦が自分を、過去を思い出せなくなったら、きっとコイツは真っ直ぐ歩けなくなるのだろうと思っています。だから暦のためにも消える事はできません。
歩いてきた道がなくなっていたら、今現在真っ直ぐ歩けているのかを知る術がないから。
たまには軌跡を振り返れとヨミは言う。振り返ったら迷って軌道がズレると暦は言う。
でも元は同じ人間だから、ヨミの言い分を暦は理解しているし、暦の言い分をヨミは理解している。
理解してるけど、受け入れたくない。葛藤ってやつですね。
だから暦が何度ヨミの首を締めてもヨミが消えないのは、ヨミが生きようとしてるのに加え、暦が強く躊躇っているから。礼木暦が迷ってるから。
暦が切羽詰ってグチャグチャな心になってる割にヨミは結構ぼんやりしてます。余裕も特にあるわけじゃないが、なんか客観的に、もう1人の俺は可哀想だなとか思ってます。こうはなりたくないなと。
今は高校生なのでオンオフ割り切っていい按配に共存してるけど、高校卒業してからドロドロになって暦はヨミを消すことなく暗い心の底に閉じ込めて鍵をかけた。もう彼がヨミの顔を見る事はない気がする。
見るとしたら罪犯して刑務所入って洗いざらい流して彼のもう1つの人生が始まった時だろうね。
孤児院も往来もヨミも、彼にとって退路は支えになどならない。でも消すこともできずに保険として生殺しにして、蓋で閉じ込めて見ないフリをしている。
冷酷な大人礼木を想像するとヨダレが出そうになる。←
*
普段ハッピーな人達ばっかで将来も安定してる子ばっかりだから、救いようのない未来はそれはそれで萌える…じゅるり((
でもやっぱり現代モノなら最後は笑顔になって欲しい親心。
汚職して捕まった暦が期間終えて刑務所から出ると
「お前そんなザマでどこに帰る気だ?」って呼び止められて、さんざん叩いてきたマスコミかなとか思って振り返ると赤茶頭と緑頭が立ってるといいなぁ…
年齢は50ぐらいでもいいなぁ…
ぶっつり音沙汰無くなって生きてんのか心配して十数年ぶりに見たと思ったらスキャンダルとか馬鹿かお前!ガキか!なに突っ走ってんだ!やっぱガキだお前!アホだ!
ぶん殴られて笑われて抱きしめられて、帰るぞって言われて、何事かと思ったら礼木家に自分の居場所はなくなってだ。
常葉に導かれて久々すぎて内装もあんまり覚えてない孤児院に来て、会わないまま本当に会えなくなった先生に手を合わせて、お前を迎えろと言うのは先生の遺志でもあるのだと聞かされて、お前は生かされてるんだなって年甲斐もなく頭をぐしゃぐしゃにされた。
これからは佐野孤児院の居候として、家族と一緒に生きていってほしいなぁ
たまに往来も遊びに来て3人で酒飲みながら朝まで遊んで、先生酒くさーい!なんて笑われればいいなぁ
***
往来と月音
「どうして貴方みたいな誠実で温厚な人があんな天邪鬼についてるのかがわからない。」
「はは、礼木のこと?天邪鬼かぁー…たしかに。」
「なにか弱味でも握られてるんですか?」
「まさか。アイツの傍に居ると色々あって楽しいだけさ」
「…解せません。迷惑なだけでしょう」
「うん、たまに本気ですっごい迷惑。」
「…」
「でも世話焼いてんだから、なんだかんだで役得なんだなぁ」
「会長もおかしな人ですが、あなたも意外と変な人だ」
「そ?…まぁあいつと長い付き合いだしね。感化されたのかな。」
「物好きですね。」
「物好きですね。」
「(あ、鸚鵡返し…)」
この人の仕草のところどころに、あの人がいる。
*
暦「おぉ、生徒会室に飯原がいる…なんか用?」
案「荷物運んでくれたからお礼に茶しばいたの」
月「お邪魔してます。」
暦「なんの話してたん?」
月「あなたの悪口。」
案「おまえの悪口。」
暦「そうかティータイムですら俺のこと思い出してくれるのか月音くんは(ぐりぐり)」
月「ちょっやめてくださいよ!」
案「はははっ」
月「往来先輩連帯責任でしょ!」
案「俺は礼木の悪口言いなれてるから今更だし。」
暦「今更だし。」
月「あんたもあんたで納得してんのか…!」
生徒会室に荷物運んでくれた人にはお茶を出す、事務員さんのような往来さん。
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オリジ中心。現在は身近なオリジ描きさんを巻き込んでゴッタ煮高校開校中。願書を届ける勇気があるなら私と共に来るがいい(土下座)
夢枕の宴はうちの子お描き下さい同盟さまに加入しております。全うちの子イラストフリーとなっておりますので、かっ描いてくれればいいじゃない…!全俺しか喜ぶ。
我が校に入学なさった他所のお子様も管理人様からイラストフリーが認められています。どうぞご自由にお描きください。
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