アポ無し訪問

ピンポーン

ガチャ

「おっす」
「…、珍しい…。なんスか？」
「洗濯機貸してｖ」
「…ここはコインランドリーじゃないんで（ドア閉め）」
「コインランドリー（有料）じゃないから頼んでんのｖ（ドア閉め阻止）お前の部屋にトッ散らかってる分の洗濯もしてやっから、な？」
「ったく…なんスか急に」
「いやぁ煙草の臭いついちゃって家帰れねぇのよ」
「、先輩煙草吸わないでしょ」
「ああいや、俺の先輩が吸ってんの。服に臭い付くだけで家のモンがうるさくてー」
「……え、先輩の家って厳しかったりエリートだったりとかそうゆう」
「はｗ違う違うｗｗ煙草毛嫌いしてるだけ。エリートでも心配されてるでも、なんでもねぇよ。ただ殺される」
「殺されるんすか。」
「ん、殺される。だから愛する先輩殺されたくなかったら洗濯さして。んで今からじゃ乾かないから泊めてくれ」
「いや別に愛しちゃいないスけど。まぁ同情はしますよ。」
「お、サンキュ」
「その代わり」
「ん？」
「…」
「…あーそうゆう。…なに、実は俺が来て嬉しかったりしてんじゃないのｗ」
「体は素直とはよく言いますね」
「オッサンかお前は。まぁいいけど先に洗濯さして」






涼デレの場合←

「おっす」
「、先輩から来るなんて珍しいっスね。まぁ入ってください。布団敷いとくんで」
「なんてスムーズな話の運び」
「シャワー先に入ります？」
「待て待て待て、抱かれに来たわけじゃねぇ」
「え、違うんですか」
「意外そうな顔すんじゃねぇよ。洗濯機貸してくれ」
「…まぁいいっすけど」
「サンキュ。あと泊めてくれ」
「アんだよ結局そのつもりなんじゃねぇか」
「泊まる＝エロの発想はやめろ。脱ぐな。」
「先輩だって脱いでんじゃないっスか！」
「だぁら洗濯するっつってんだろ！話聞いてろ！」
「やらせろっつってんだろ！空気読め！」
「せめてお前敬語を使え！あーはいはい洗って干し終わったら好きにしなさいもう…！」
「好きにしていいんすね！」
「うんもう暴力以外なら好きにしろ…（疲）」




おわかりいただけただろうか…