忍者ブログ
今年のスローガン【人んちの子壊して遊ばない】



[1808]  [1807]  [1806]  [1805]  [1804]  [1803]  [1802]  [1801]  [1799]  [1800]  [1798
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



絹彦編

入れ知恵

後藤、知ってる?スイカの種を食べると胃袋を突き破って芽が生えてきちゃうんだよ
後藤…ビフィズス菌は、ビフィズス菌だけはやめときな…あの菌、生きて腸まで侵略を…!
ほら後藤見てみなよ、子持ちシシャモだよ。大量の子供たちが生まれることもできずに母と一緒に焼かれてしまったよ。切ないね。

後藤の食べれないものが増えていく((((((((

あまりに哀れだと感じた銅音から「シシャモだって食べてもらえないと無駄死にしたことになるよ。成仏させてあげるしかないんだよ…」とツッコm提案が入ります((((
ツッコミがいない限りだまされ続ける気がしてならんぞ…!!


***


・呪文

「私の旦那様は日本のために自決を果たした。偉大な御方だ。あの御方こそ正義というものだ。」

俺が物心ついたころから曾祖母はバカの一つ覚えのようにひたすら延々と戦争で死んだ曽祖父の話をした。
忘れてはいけない話だ、と思うのは情操教育で培われたたんなるモラルであり、曾祖母が亡くなった今も俺の心に届くことはない。

だってそんなの、ただの自殺じゃないか。
国のため、忠義のため
ならば何故、家族のために生きようとしなかったの。


曾祖母の教えを真摯に受け止めていた父はそれはもう素晴らしいお仕事についた。
自分は人を救うのだと、お前もいつかはこうなりなさいと、俺の頭をくしゃくしゃに撫でながら笑っていた。

今では知らない人間庇って半身不随のこのザマだ。家族の負担と介護無しでは碌に生活できやしない。


ご立派ですこと。




戦争についての話を引き合いに出すのははやっぱり色々と辛いものがある…
モラル云々もきぬ個人の意見と取ってくださると保護者としても幸いです。

子供の頃から聞きたくもない話を刷り込まれて「自己犠牲」というものに関して、少し強迫観念さえ感じている。
祖母は祖母で倹約家。自分は贅沢しないから私の金は子孫へ、子孫へ。私は贅沢しないから、あんた達は楽していいのよ。呪文のように繰り返し言う。本人はそんなつもりないんだろうけど恩着せがましく聞こえてしまう。そんなこと言われて金使えるかっつー。息苦しい。とても。

久慈が、優しさを知らないから「苦手」というなら
きぬは、自己犠牲を知りすぎて「嫌悪」してるという感じ。

きぬは家族が好きなんです。優しい人も好きなんです。だから余計に、自己犠牲なんてくだらない精神でその人が傷つくのが嫌なんです。見てられない。無様で、情けなくて、可哀想で、見てられない。
自分の身くらい自分で守りなよ。キミが誰かを守ろうがキミが傷つけば誰かしら結局傷つくんだよ。
だからいい加減、ヒーロー気取りから目を覚ましなよ。
そんな子。

守られるのが凄く嫌いです。自分のせいで誰か傷ついたら、それこそとんでもない。だから人より自立心が強いです。
バトンでは「偽善にしか見えない」と言っていたけどアレも嘘です。本当に優しいのだと知っているけど、納得したくない。


将来的に紛争地域(一応安全地帯)に行って物資の支給をしにいったり井戸掘ったりしてる鳴海とかもう論外だよ!!((((


***


グチ

僕しか…友達いないのかな…
いや多分、友達じゃないけど…



なんか文法ごちゃごちゃだけど幼馴染の特権(不名誉)というもので読解は楽だ。多分あってる。多分。
将貴のグチによると、どうやら生徒会の絹君が不良に絡まれていただとかなんとか。
そこに将貴が割って入り込み、助けたはいいものの、彼の頬は見ての通り不良に殴られた痕がクッキリと残っている。
(将貴がそのへんのチンピラ相手に不覚をとるとは思えないから、不意打ちだとか庇ったとか、人数が多かったとか、そんな感じなんだろうな)
そうしてなんやかんやで不良を払いのけた将貴が絹君を見やるなり彼から一言

「あいつ俺に「バッカじゃないの?(裏声)」って言ったんだぞ!?」

…だそうだ。
たしかに感謝はされても貶される覚えはないね。僕もそこはそう思う。
そんな感じでさっきから相槌は打っているのだけど将貴のほうは腹の虫がなかなか治まらないらしく、僕の弁当をみるみるうちに消化していく様を寛大に見逃すことにした。



腹が立つと勝手に人の飯を食う後藤とか可愛いと思った(黙)被害者銅音。早百合が作った弁当だったら死守するだろうけど(((

うへへへごめんね銅音の要素なにひとつ描けてなくてごめんね((((



「おい」
「あぁ、なに?」
「お前この間、バッカじゃないのって」
「え?」
「いや、え、じゃなくてだな」
「あぁー、この前の?はいどーも俺無事だったよー」
「ちょ、待て、え、それだけ?」
「え?」
「あ?」
「あー…あはは、殴られたとこ大丈夫?wwwwwww」
「何故笑う!」
「いや面白いなって。え、何?土下座でもして感謝の意を示せってことかな?」
「違う!バカってのを訂正しろ!」
「えー…頼んでもいないのにしゃしゃり出て殴られたカッコ悪い男にバカって言って何が悪いのさ…」
「おま…!!(ダメージ大)」
「…まぁバカってのは言い過ぎたかな。訂正しよう。ごめんね。ただしお礼は言わないよ。」
「お前なぁ…」
「なにさしつこいな…お礼言われたくてやったの?」
「はぁ?いや違うだろお前…人としてなんかこう」
「驚いた…キミに道徳心を解かれるとは…いいかい俺の嫌いなものを教えてあげよう。自己犠牲心と恩着せがましいヒーロー気取りだ。つまり今現在俺を引き止めて通行の邪魔をしているキミだ、後藤。」
「Σ絹君んんんn!!それ以上はやめたげてー!その人そんなにメンタル強くないからあああ!!」
「…お、おおお…(精神ダメージと早口で何言ってるかわからず混乱)」
「…フン。いいかい後藤、俺は救う価値のない人間だ。キミは救う義務のない人間だ。キミが身を呈するのは労力の無駄だ。わかったら金輪際ああゆう行動は謹んでよ。でないとキミも教育相談室送りにするからね。」
「絹君はなんでそこまで否定するの…一応助けてもらったってとこはあってるんでしょ?」
「頼んでないし。それにもしお礼なんかしたら調子こいて、人助けが楽しくなって…それで…何かあったら…」
「あったら…?」
「……な、…あ、お、俺の立場が、悪くなるでしょ!」

「いっちゃった…ま、将貴…おーい?」
「…」
「ど、どんまい…!多分アレだよ、その、自分を庇ったことで将貴が怪我したら嫌だとか!そうゆう理由だって!」
「いやお前…あいつあきらかに今「俺の立場が」どうこうって言っただろ…」
「つんでれってやつだよ…!ははは!」
「笑うなああ!!」


俺の後藤と絹の妄想ニヤニヤ話(?
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
Adress
URL
Comment
Pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
[12/01 名無しの権兵衛]
[10/20 めいじ]
[08/07 めいじ]
[08/04 火炎]
[06/03 めいじ]
プロフィール
HN:
めいじ
性別:
女性
自己紹介:
自己満足乙!が信条ブログ。
オリジ中心。現在は身近なオリジ描きさんを巻き込んでゴッタ煮高校開校中。願書を届ける勇気があるなら私と共に来るがいい(土下座)

夢枕の宴はうちの子お描き下さい同盟さまに加入しております。全うちの子イラストフリーとなっておりますので、かっ描いてくれればいいじゃない…!全俺しか喜ぶ。
我が校に入学なさった他所のお子様も管理人様からイラストフリーが認められています。どうぞご自由にお描きください。
バーコード
ブログ内検索


<< 足で HOME 過去ログ <<
忍者ブログ   [PR]