過去ログ（孤児院）

あまりにも過去ログ見返しづらいからタイトルに書くよもう。
なんで今までやらなかったんだよホント（（（（


孤児院編。

礼木と往来だけで佐野関係ないものは
白南風のほうに入りますﾉｼ

・髪留め

秋「お前ってたまにその古めっていうかババ臭い髪留め使うよなー」
舳「ぅおいアキ…！んー、あれ、でもそれ女物だよな？」
藤夫「…ん？髪留めはだいたい女物じゃないか…？」
常葉「んー、まぁ、あるから使っちゃうよな」

http://childlunch.blog.shinobi.jp/Entry/1197/

あくまで初期設定だから変更になった点も多いけど、養老施設でバイト（ボランティアに毛が生えた程度）しててバレて禁止されて、学年あがってバイト解禁されてから、世話になったばあちゃんに髪留め買ってもう一度会いに行ったけどばあちゃんもう居なかった…っていう設定は健在。

その髪留めは誰に渡すでもなく捨てることもできず常葉が持ってる。戒めでもある。時間を大事にするための。この悔しさや切なさを忘れないための。
まぁ髪留め自体にはそんなに深い思い入れはないので髪留め置き場に普通に置いてあって普通につけて普通に学校行くけど。ババ臭いって言われても当然のことである。ばあちゃんのために買ったのだから。なので常葉も普通に「まぁな」っていう。


そうそう、バイト禁止になった件でついでに何週間か謹慎で教室来るの禁止（特別教室で補修）されたんだけど、その件で「常葉が謹慎喰らった」って話が広まって「ボランティアみたいなもんで、正式なバイトじゃねぇんだし、そこまでされんのはおかしいだろ」って憤りがあって、常葉擁護側の秋山さん達も生徒会を快く思ってないっていう話もありまして。
といっても別にそこまでギスギスしてないし確執もないし、新や南於とは普通に話すけど。
萱野の融通の利かなさにはムッと来ている。しかし萱野も萱野で校則を遵守しただけである。校則は守るためにある。萱野ナイスキャラだよほんとかっこいいよ萱野ごめんね悪役買って出てくれてありがとうね本当かっこいい好き。（私の中で←）
まぁ今となっては「頭からツタ生えてんぞ」「貴様こそ雑草が生い茂ってるな」みたいな子供みたいな言い合いしてるけど（（（


設定ドシリアスなくせにシリアス要素のない子達ばっかだよ！！（（（


＊＊＊


・拠り所

子ヨミは甘え下手。素直じゃないというか、甘え下手。
先生のことは大好きだし弟達の面倒も見るしトキとアンとかとは喧嘩もするけどすごく仲良しでイタズラも大好きな天真爛漫な子だけど、ワガママに見えてどこか甘え下手であんまり人を頼ることもしない。先生と普通に楽しく話すけど、他の子ほど甘えてくっつくこともない。
だけど先生大好きだからトキとかアンとか弟達が先生にベッタリしてると拗ねたりして喧嘩になったりもする。そんなめんどい子←
でも先生はちゃんとそれを知ってるからヨミの近くに居る。

礼木家からコンタクトが来て、子供を道具として見てる感じがした先生は一度追い返すんだけど、礼木の家に行くと言い出したのはヨミなんです。
辛いことはなんとなくわかってたけど孤児院にたくさんお金が入ることも知ってたし、もしかしたらどこかで、本当に自分でも気付かない心の隅で、甘えたい気持ちがありながら甘えるのが苦手な自分が、いつでも甘えていい空間にいつまでも居座り続けるのが、本当は少しだけ、心苦しかったのかもしれない。
トキと違ってヨミは物心ついてから孤児院に入ったから、先生を慕いながらも「血も戸籍上も本当の親にはなり得ないんだ」ってわかって、それが余計に辛かったのかもしれない。
孤児院はトキにとっては「生まれ育った家」だったけど、ヨミにとってはあくまで「家のような拠り所」だった。どちらも本当に大切に思ってるけど、根本が違ってた。

強がっているだけではないかと感じ取った先生は説得したけど頑として頷かなかった。そうなったら子供の思いを優先させるしかない。
結果、「金持ちのとこに貰われるんだ、いいだろ！」と虚勢を張ってトキに喧嘩を売りケンカ別れをしてアンにも会わないまま礼木に行ったヨミ。
先生に会ったら辛くなるしどうゆう顔したらいいかわからないから顔も出せなくて、でもヨミ的にはそれで良かった。むしろ会わないほうが辛くない。礼木家から孤児院にはもう行くなと言われてるのがちょうどいい口実の檻になった。

昔から「本物になりえない拠り所ならいっそいらない」と愛情を遠ざけるタイプである。ひねくれ者。
案に甘えられるのは案があくまで孤児院の外の人間、「友達」だからかもしれん。先生は「擬似家族」。トキもそう。だからヨミはトキにも甘えない。もちろん仲はいいし本当の兄弟みたいだし心も許してるけど、なんというか、うまく言えないけど、なんか、なんか…わかるだろ、今までの更新で（？

さっき孤児院には行かないと行ったけど、礼木家でちゃんと生活できてるか調査するための訪問とかそうゆうのでちょこっと顔合わせたりはしてた。高校卒業後にもう一度会う。それからはもう、ない。


今はまだ成長過程。
大人になって、すべて失ったように見えて、でもそこに残っていたものが本物の愛情だといつか気付く。

なんというか、人生そのものがツンデレみたいなもんです。
前半がツンで後半がデレみたいな。
壮大なツンデレである。

＊

余談だけど（？）コウたんが考えてくれた初芽さんとの話だけど
礼木の会社の不祥事を摘発したのは御厨だったけど、それはこよみんが「もういいや」ってなって見える奴が見えるように細かいところでボロを出してったんだと思う。
だから今まで派手にやっても露呈しなかった情報がここぞとばかりに溢れ出した。

これ以上やったら自分の代役がつくどころか会社もろとも潰れて部下達が職を失うっていう手前で。
自分が逮捕され礼木から追放されて、自分と同じようなことに手を染めた重役達も裁かれて、まぁあとは社会問題にはなれど社員全員が頑張ればなんとか納まるってくらいの頃合に、見知った顔である生真面目な御厨初芽がリストに上がり、こいつなら深くまで突っ込んできそう。このへんでトドメを刺してもらおうって思ったんだと思う。
社員に迷惑をかけない、っていうつもりは毛頭ない。そんな信条があったらもとより不正などしていない。ただ最低礼木が潰れるのは防ぐ。一応自分が戸籍上だけでも「家」だと呼べた場所だから。
礼木は礼木長女が社長になり、長女の婚約者を政略的に（といっても夫婦仲が良い）婿養子に加えたりして、新しい風を組み込みながら浮き沈みを繰り返し、数年かけて立て直します。お姉さんがお姉さんなので、多分きっと優秀な会社になります。


…で、礼木とか御厨って実際にどうゆう会社なの？
っていう話は自分で想像したらいいんじゃないかな。君の妄想で無限に広がる大宇宙！！（銃声）
一番大事なところまったく決めてないからね。もうこれは誰かが提案してくれたらいいんじゃないかなｔｔ（（（（（（（（（（
礼木はとりあえず福祉施設や学校への献金をとても熱心に行っているっていう設定だけはある。すべては株アップのために。孤児院から身寄りのない哀れな子供を迎えました！立派に育てて社長にしました！ってくらいだから相当気合入れてたよね。


余談長ッ　っていうかこのスレ自体の話題とは関係無ッ（（（


＊＊＊


・先生、

思い出もいつか暮れ馴染むものでしょうか。

「…！」
「…」
「…」
「…おや、」
「…あ」
「ああすみません…拾っていただいてどうもありがとうございます」
「ここらへんは足場が悪いから、気をつけて」
「ええ、気をつけないと。」
「…」
「では」
「…あ」
「？」
「…あ、…えーと……いい天気、ですね」
「ああ、そうですねぇ…夕日がとても綺麗で…。ああでも、今夜から冷えるそうです。どうかお体に気をつけてくださいね」
「……はい…、ありがとうございます…」
「…どうされました？…体調でも」
「いえ、大丈夫です…あ、急がないと…じゃあ、あの…、…さよなら…」
「またどこかで」


平八「ただいまー」
往来「その顔で言われると違和感しかない…。ほー…？本当に入れ替わってるみたいだな…」
暦「礼木殿！拙者が何度も説明したのに往来殿にこれっぽっちも信じてもらえないとか礼木殿はどれほど普段信用がないのでござるか！」
平八「いやお前の話術がわるいんだよｗｗ」
往来「ま、胡散臭さの相乗効果だな」
暦「胡散…っ」
往来「ははっ」
平八「…」
往来「、」

往来「…おい、顔ゆるんでるぞ」
平八「ゆるんでねぇよ」
暦「誰かに会いたいと言い出してからゆるみっぱなしでござるな」
平八「元からこの顔だっつの」
暦「それは拙者の顔がということでござるか…！」
往来「…会えたか…？」
平八「さぁ」
暦「泣きそうでござるな。」
平八「うっせーうっせーあーあー風呂入ってくる。ついでにあらゆる毛という毛を剃り落としてやる」
暦「∑何故に！！」
往来「っていうかココ俺んち…」

久々に入れ替わりバトン見たらなんか切なくなったので。
わかっちゃいるがこれも全部ＩＦなのがまた切ない。

＊

先生は気付いても気付かなくてもいいんだ。
ただ先生は目が弱い分、人を歩く音とかで認識するから、もしかしたら「ああ、懐かしい音だ」と思ったかもしれないね。
顔も声も違ったけど、不器用なところとか照れ方が似ていると、少し思ったかもしれないね。

みたいな。

ゲリラ平八。（？）へ、平八似ねー！！（（（（

人の体を借りた今なら先生に会えるし喋れるけどそれはあくまで対面上で、性格は自分のままなのだから何言ったらいいかわかんないし涙出そうになるし不審者極まりないのに先生は優しいし相変わらずドジっ子だし、あったかいし泣きたいし幸せだし辛いしで走って帰った。ぐすぐす。


＊＊＊


・傷の無い奴なんてここには居ないよ。

優しくて面倒見が良くて前向きで良い子ね。
いじめられたりしないのかしら。
傷付いたりはしないのかしら。
悩んだりはしないのかしら。

＊

出所した常葉の母親は会いたがっているけど常葉が謝絶してる。